Thursday, April 02, 2009

日本が恋しいと思う瞬間

丁度9年前にアメリカの投資銀行で働き出してから、日本語をきちんと使う生活からかなり離れてしまったような気がする。4年半前にシアトルに生活の拠点が移った辺りから、どんどん私の日本語が怪しくなってきている。日本の新聞は読むようにしているが、普段の生活の影響って怖いですね。

去年、久しぶりに実家、茨城に帰る機会があったので楽しみにしていたんだけど、TVに出てくる俳優さんや、お笑い芸人達の顔が、全く不明状態で、何だか外国人気分で落ち込みました。甥っ子と一緒に遊んでいるときに、”冗談はよしこさん”という死後を使ってしまった時に、ヤバイなーと感じました。

最近、Brianが日本の歴史の本を読み漁っていて、石器時代から奈良時代まで来たあたりで、色んな日本語の語源や、昔使われた漢字などについての質問をしてくるようになった。うーん、中国から伝わってきた日本語と、日本で生まれた日本語の違いなんて聞かれると、答えに詰まってしまう私です。言語お宅のBrianですが、メキシコに行くと頭の中が日本語とスペイン語でごっちゃになるみたいで、メキシコ人に向かって日本語話してしまったりするんですよね。それを笑っていた私ですが、最近、クライアントとに向かって日本語を話しかけてる自分に苦笑してしまいました。頭の中がごっちゃです。

日本が恋しいと思う瞬間は、お正月、花見シーズン、紅葉の季節、そして美味しい日本食を食べながら美味しいお酒を飲んだ瞬間ですね~。季節と交われる風情な時間が、日本はいいですよね。また、食は日本が一番ですね。 ここシアトルは、湖も山も海も全部近いので、Outdoorは充実できるのですが、季節を感じられるのは、夏、日本から来た職人さん達がしかける、Lake Unionでの花火大会(江戸川花火大会に比べると、十分の1くらいの迫力ですが)。今年は浴衣着て行こうかな~。

最近、日本語と英語がごっちゃになってきてるので、今日からの目標は、日本語を話しているときは、できるだけ英語を交えないで会話ができるように頑張りたいです。Ikuさーん、ここに誓います(笑)

ここシアトルでは、よく、年をとった日本人のおばーちゃんが、片言の日本語と英語で話してるの見ますが、長くアメリカにいたからって、日本語を忘れるなんてありえないだろうと思っていた私はバカでした。アメリカで年をとって行っても、日本人である限り、しっかりした日本語を話せるおばーちゃんになりたいな~。と、独り言です。

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