何だか毎日めまぐるしく過ぎていってしまって、あっという間に６月。学校のクラスが終了して、一息つく間に、仕事の方が忙しくなってきて、毎日、修行です。
学校で勉強した内容と、現場は違いますね～。デザインした家を建てたり、家の改築をするっていう細かさを、現場監督や、壁を撤去する人、壁を入れる人、タイルを張る人、キャビネットを作る人、窓を入れる人、床を入れる人、こういう実際にデザインを家の中に作り上げてくれる人たちとのコミュニケーションの難しさに、悪戦苦闘中です。でも、何が楽しいって、家の寸法を取って、図面に落として、デザインして、それをまた図面に落として、マテリアルを選んでお客さんに見せて、見積もりを取って、コストのネゴシエーションをして、ビルダーの人達に図面を送ってと、毎日、毎日、することは山のようにあって、そこから学びとれることも、山のようにあり…。英語でのコミュニケーションにも、毎日チャレンジです。
マテリアルや部品の、こまごまとした名前が、チンプンカンプンの私ですが、ビルダーのお兄ちゃん方々＆おじちゃん方々、とっても皆親切で、分からないと絵に描いて見せてくれるので、まるで幼稚園生のような私。私のボスも、私が飛ばす質問が、あまりにも”へ？”という質問が多いらしく、”教えがいがあるね～”と、今の所は言ってくれてます（笑）。
やっぱり、インターンの時は週に２，３日しか働いていなかったけれど、フルタイムでプロジェクトの初めから終わりまで見れるって、楽しいですね～。最近、２年くらいかかったリノベーションのお家が完成したのですが、２億円近くかけて古い家を全部改装したんですが、すごくステキなコンテンポラリーな家にできあがりました。ボスがデザインして、私が図面を手がけたのがリビングルーム＆キッチン。出来上がった、リビングとキッチンを見て、ちょっと涙がでました。自分が手がけたキッチンのタイルやキャビネットが、できあがった様子が見れるって、嬉しいですね～。
しかも、このキッチンSeattle Homeマガジンのキッチンコンテストに応募するキッチンに選ばれたの～。結果が楽しみです～。
私のボスがデザインしたキッチンやバスルームは、過去にも沢山、色んな雑誌で賞を貰ってて、最近では、シアトルジャーナルにも彼女のデザインが掲載されて、この先、色んなプロジェクトに関わっていくのが、楽しみでっす！
