カナダのボーダーを通る所まではスムーズに３時間くらいで行けたのですが、２０１０年の冬のオリンピックに向けてか、カナダ中、高速道路の建て増しによって、超、交通渋滞。通常だったら、カナダのボーダーからWhistlerまで、１時間半って聞いてたのに、３時間かかって、ちょっと疲れてしまいましたが、今回は、奮発して、５つ星ホテルを予約しておいたので、ホテルに着いて、すごーくリラックスできた私達。キッチン、リビングルーム、暖炉に、ベットルーム、そして広いバスルーム。あ～、こんなホテルに宿泊するのは、何年ぶりだろう～と、少しだけGS時代が懐かしくなった私でした。
Whistlerビレッジのど真ん中にあったホテルだったので、その周りを散歩して、夜は、ビレッジ内で一番美味しいと言われていた、お寿司屋さんに行ってみましたが、普通でした（笑）。近くのグロスリーで、美味しそうなワインを買って、チーズを買って、ホテルに戻り、ホットタブにつかり、あ～、とってもリラックス。暖炉の前でワインを飲んで、夜は、TVに釘付けになってしまった私達。やっぱりね、自宅にTVがないと、旅行に行くと、TVが楽しくてしょうがないんですね～。
次の日は早めに起きて、マウンテンバイクを借りに行き、大きな湖の周りを一周したあと、マウンテンバイクのコースへ。中級コースを試してみたのですが、疲れました！山を登りきる所までが、最悪。足が、ぷるぷる震えて、ガニマタ状態。コースの頂上まで上りきった後は、天国でした。降りるのが最高！でも、登らないと降りれないんですよね、これが。Brianが、ひゅーひゅー言いながら下降して行く姿が、まるで小学生のよう。上級コースに行くと、マウンテンバイクで走れる幅が、１フィートくらいの幅しかない部分や、崖っぷちなので、ちょっと私達には無理でした。
天気は、くもりだったり、ちょっと雨が降ったりと、今一でしたが、マウンテンバイクには最高の天気だったかも。パンチョを着て、ヘルメットをかぶっていたので、雨は全然気にならず、ただ、体が燃えるように暑かった！ので、くもりで丁度良かったかも。
ホテルに戻り、また、ホットタブにつかり、Brianは１時間くらい昼寝。私は、TV (笑)。その後、Tree Treckと言って、木と木の間に渡り橋が沢山つけられていて、永遠と、地上９０Feetくらいの場所をハイキングできるツアーに参加しました。Brianも私も、これは初めて。ハイキングガイドのお兄さんが、色んな木と自然の関わりを説明してくれて、面白かったかも。熊が沢山いるエリアだったので、木の上っていうのも、少しだけ安心でした（でも、熊は木に登るんですよね）。２０１０年のオリンピックで使われるボブキャットの建物も見せてもらいました。
そうそう、Whistlerには、沢山の黒熊がいるんですよ。車で走っていても、ハイキングしていても、普通の公園で遊んでいても、ホテルの周りにも、黒熊が平気で出没するのです。熊と人生を分かち合った生活をするのは、これが初めてで、うーん、嫌ですね、慣れません。
その夜は、またグロスリーショップで、色んな食材を購入し、ホテルのキッチンでクッキングして、ワインと。ホテルの窓からは、二つの山が見えて、いいね～こういう生活。以外にも、WhistlerのTime Shareがすごく安かったので、将来、買いたいね～っていう話しになりましたが、どうも、熊が気になる私です。。。
3日目は、待ちに待った、Whistler Mountainにゴンドラで登ることに。２週間くらい雪が降っていたせいで、頂上まで行けるゴンドラが閉鎖されていたのですが、この日は、天気爽快！頂上まで行きましたが、寒い！マイナス８度くらいでした。頂上でのハイキングは断念し、中腹まで降りて、７Mileくらいハイキングしました。色んなワイルドアニマルを見ながらのハイキングは、楽しい！が、私が異常に気になっていたのは、もちろん、黒熊。でも、無事に、熊には遭遇せずハイキングが終わりました。 
その後、天気が良かったので、カヤックを持って、Green Lakeという大きな湖へ。湖に出たのはいいのですが、途中、雨が降ってきて寒くなってきたので（やっぱりカナダは寒い！）、ホテルへ帰ることに。
ホテルに帰って、またまた、ホットタブ。大きなバスタブがあるって、いいですよね～。夜は、またTV三昧して、ワイン飲んで、ビール飲んで。
早くも、４日目、チェックイン後、カヤックに出かけることにしました。持って行ったカヤックを持って、Golden Dreamと呼ばれる川へ。大きな二つの湖の間を流れるこの川。後ろに聳え立つ、沢山の山々、絶景でした。ただ、川を下りだし、どんどん山奥へ。。。ちょっと熊が気になりだした私でしたが、後ろでBrianが、人生、心配ばかりすると楽しめないぞーと。このやろーと思いながらも、ずんずん川を進んで行き、ダムまで到着。このダムを渡るのには、ハイキングコースをカヤックを持って３００Feetくらい行かねばいけないらしい。Brianがそのコースを確認しに行った後、なんとなーく嫌な気分が。沢山の木々に囲まれて、カヤックの中に一人取り残された私は、妙に、心臓がドキドキ。虫の知らせって当たりますよね～。真っ白な顔をしてBrianが戻ってきたかと思うと、”熊がこの先にいるので引き返そう。”ぎょーーーーー。ハイキングコース上を、走って確認しに行ったBrian、黒いバックパックをしょった人が、ブラックベリーを摘んでいるのかなーと思って、走り寄った瞬間、熊だってことに気づいたらしい。アトヅサリしながら、ゆっくり、ゆっくり、離れたらしいが、私は、そこにいなくて良かったなーと。私がそこにいたら、１００％悲鳴を上げていたに違いない。。。
ちびりそうになりながら、下降してきた川を、逆走行して、湖にたどり着くまで、心臓がバクバクでした。その後、高速に乗って、アメリカに戻る途中も、熊、熊、そして熊。Whistlerの人たちは、全く怖がることもなく、熊と生活を共にしてるんですね～。
ってな感じで、無事に結婚記念日楽しんできました～。
