Saturday, March 31, 2007

FINAL PROJECT

冬の長いQuarterがやっと終了した。今回は、Visual Presentationというクラスで、色で目をトリックする方法、レンダリングという新しいコミュニケーション方法を学んだ。 英語が母国語でない私には、ぴったりのクラス。デザインコンセプトも、デザインも色も全て手書きだが、見せてクライアントとコミュニケーション取る方法なので、私には最適。

私のコンセプトは、車椅子で動き回りやすい家。私の母が足の調子が悪いので、クライアントを”私の両親”として、家を作り上げることが目標だった。車椅子の人が壁にぶつからず動きやすい距離と目の悪い人が物の位置を正確に理解できるように、色んなリサーチをして作り上げたのがこの家。

        FLOOR PLAN



車椅子でもアクセス可能なように、家の中のドアを全てポケット式の軽いドアにしたのと、ハンドレールをキッチンとバスルームに付け、車椅子なしでも歩き回りやすい環境を作った。色のテクニックは、それぞれの家具の周りに陰を作り、2DのFloor Planでも、目の錯覚で立体感が出るように工夫。

外には、ガーデニングの好きな両親のために、家の中からもテラスからも、鯉が泳いでるのを見れるように池を作った。キッチンとリビングの境目に絨毯をひきたかったが、車椅子にひっからないように、かつフロアーのマテリアルの違いを目で感じ居場所をわかりやすくするために、フロアーマテリアルを変えたのがアクセント。

 マテリアルボード



これが家全体のおおまかなマテリアル。左上から、バスルームの壁の色、バスルームカーテンの色、バスルームタイルの色。そして右上が、ベットルームの大まかな色合い。真ん中のストーン調のタイルが、キッチンとリビングの間のフロアーマテリアル。その他色んなカウチ用のファブリックなど。全体の色合いが想像出きるように作ってみました。

       苦労したPerspective Drawing



昼間母は父がする庭仕事を見ながら窓辺で本を読んだり、日向ぼっこをするので、池と庭沿いに大きな窓と、ベランダにベンチを置いてみた。車椅子でも外に出やすいし、家の中からも外にいる父を見れるようにデザインしました。フォーカルポイントで、石造りの暖炉を屋根まで伸ばしました。夜は家の中で、ゆっくり映画を見たりテレビを見る父と母のことを考えて、42インチのWideスクリーンTVを暖炉の上に。

     キッチンカウンターの工夫



キッチンカウンターは、車椅子使用可能のように、カウンターの高さは32インチ、そしてカウンター下は大きくスペースをあけ、キッチンキャビネットはプルダウン形式で簡単に高い所のものに手が届くようにカウンターからは2Feet以内に設置してあります。ディッシュウォッシャーを着ける為に一部分だけ36インチ高いカウンターを設置し、電子レンジをその下に入れました。

     ベットルームとバスルームの工夫



Final Projectの課題で提供された家のモデルには、窓がベットルームに一つしかなく、壁に窓を増やしてはいけないというルールだったので、天井にスカイライトを3つ足し、ベットルームに明かりを増やしました。母がグリーン色が大好きなので、ベットも壁も、違う種のグリーンベースにまとめ、バスルームにもハンドレールを沢山付け、シャワーに入りやすいようにしました。バスタブも、座る場所のスペースを2フィート取り、座りながらでもシャワーを浴びれるタイプのタブを設定(絵からだと分からないけどね)しました。

何故にバスルームにドアが?というと、庭仕事から帰ってきたときに、泥を全てバスルームですぐに落とせるように。また、車椅子のタイヤを綺麗にできるように。

このクラスを通して、クラスの教授が働いている建築会社でのインターンシップのオファーをもらう事ができて、Lucky!!!私のファイナルのプロジェクトを担当の教授がすごく気に入ってくれて、いよいよ、建築会社でのインターンに踏み出せそう。来学期は、2000SFサイズのコマーシャルリテールデザインのクラスを取るので、今まではレジデンシャるだけだったので、また新しい技術を学べそうで、ワクワクウキウキです。

学校とインターンと仕事と家事。また忙しくなりそうだけれど、頑張りまーす。
    

1 comment:

Anonymous said...

Oh My Gosh! Gosh! Gosh! Congrat for your internship. Gosh, your hand drawing looks REALLY great. - G