2004年9月、仕事を辞めてから1ヶ月のバケーションも終了し、いよいよCollegeにAssessment Testを受けにいかねばならなかった。“数学なんぞ、高校を離れてから15年以上も経ってるっちゅうに、どうよ?”と思いながら、いざ、背水の陣。あれよ、あれよという間に試験終了。結果はCollege Levelの数学には、入れない状態。隣に座っていた17歳くらいの、小僧がパスしたーと叫んでいるのを小耳に挟み、ため息(かんべんしてよー!)。一週間以内にもう一度試験を受けてパスすれば、College Levelの数学のクラスに入れるということで、一週間猛勉強。色々と問題を問いでみたが、やはり高校の時にラーメン屋で数学の授業をサボっていたのが、祟ったのか、ちんぷんかんぷん。そこで、Roommateに問題を質問したところ、すらすらと解いてしまったことに、感動。同じ脳ミソが詰まっていても、人間こうも違うものだと実感。それとも、マイクロソフトの人は皆、数学に強いのだろうか?と訳の分からないことを心で呟き、右脳しか働かせられない自分に反省。とっても親切なRoommateに感謝。
再度、試験を受けてみたら、通った!College Levelの数学のクラスに入ることができて、すごく幸せを感じた(その後待っている地獄を知らずに)。大学の授業がスタートしてみると、数学の授業が、全く理解できないことに涙。“いい年して、泣くなよ、おーい”と自分で自分を励ました。数学は自分の一生の天敵だと改めて実感。他の二つの授業は、なんとか楽しめたが、数学だけは目の上のタンコブ状態。数学の本を開くと発狂寸前の私がいた。そこで、またRoommateに質問をしてみた。やっぱり、数学の問題をすらすらと問いてゆく姿に感謝感激、雨、霰。しかも日本語で説明してくれるから、天からの助けだと実感。家庭教師のように、毎晩、毎週末、勉強を教えてくれた。毎週末、図書館に朝から晩まで座っていた私たちは“銅像”に近かったと思う。Redmondの図書館で“日本人と、アメリカ人の銅像はどこですか?”と聞いてみたら、絶対に私たちを発見できたはずだ。正直、Roommateがいなかったら数学のクラスは絶対にFailしていたことだろう。新しい友、Brianとの出会だった。“心から、友へ感謝。”
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