と、ぶつぶつ文句を言いながら皆で山を登りだすと同時に、Patが一言、”Don't be BABY!!!”と渇。Patはハイキングに慣れているらしく、えっらい勢いで登りだした。BrianとPatが先を行く中、Robinと私は後ろからトコトコ。
絶壁から湖を覗き込むPat
Robinはシアトルにもう8年くらい住んでいるにもかかわらず、レーニヤ山は今回が初めて。せっかく初めて来たのだから、広大な山を見せてあげたいと願ったにも関わらず、雲にすっぽり覆われっぱなしのレーニヤ山。
しかし、そこは晴れ女の私。途中まで登って行くと、晴れ!鹿の親子が3匹、昼寝をしている横を歩いてゆくと、おーーーっと、BrianとPatが立ち止まっている。熊?へ?何? Brianの”しーっ”ポーズしか見えない、と、次の瞬間、私よりも大きな鹿が(えっらくでかい角が生えたやつ)、のっそりのっそりと、私達に向かって歩いてきた。鹿と目が合ってしまい、私が固まっているのに気づいたRobinが、私の背中をそっと押してBrianの方向に押してくれた。ドキドキと、心臓の鼓動だけが聞こえてきた。Robinの顔も引きつっている。。。Robinが、つい何週間か前に大鹿に追われて逃げた話をさっきまでしていた所だった。
Robin & Pat
無事に大鹿を横切ったが、私達が見えなくなるまで、大鹿がこっちをじーーーーっと、凝視していた。思わず、”すみません、よそ者です…”と呟きながらのハイキング。本当、山に入ると、私達人間がよそ者になってしまう。沢山の野生の動物が次々と顔を出し、”お前ら、私達の生活に立ち入るなー”と、言われてる気分。
Brian & Rika
空が晴れ渡り、レーニヤ山を拝んだRobinは、大満足。空の上は、鷹が旋回。持っていったお弁当を皆で食べて、Patが選曲した音楽を聴きながら、帰途についた。
来年の夏には、結婚祝いに友達から貰った、アメリカ全土のNational Park Passを使って、色んなNational Parkをハイキング&キャンピングする予定だ。夏が待ち遠しい…って、まだ、秋が始まったばかりなんだけど…。
No comments:
Post a Comment